水道水で作った氷がまずいのはなぜ?その理由と美味しく作るコツを紹介

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この記事では、水道水で氷を作るとまずいと感じる人に向けてその原因と対策を詳しく解説します。水道水で氷を作るときには、カルキ臭やミネラルなどの不純物が氷に影響を与えることがあります。

 

また、製氷皿や製氷機、冷蔵庫の状態によっても、氷の品質が変わることがあります。そこで、水道水で氷を作るときに注意すべき点や、美味しい氷を作るための方法を紹介します。

 

さらに、水道水の代わりにミネラルウォーターを使うと、どのようなメリットがあるのかもお伝えします。水道水で氷を作るとまずいと思っている人は、ぜひこの記事を読んでみてください。

 

この記事のポイント
  • 水道水で氷を作るとまずいと感じる原因と対処法
  • カルキ臭やミネラルなどの不純物が氷に及ぼす影響
  • 水道水にひと手間加えるとおいしい氷が作れる
  • 手間をかけずにサクッとおいしい氷を作れる水の紹介

 



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水道水で作った氷はまずい?その原因と対策を解説

  • 水道水で作る氷の弱点とは
  • カルキ臭の正体と除去方法
  • ミネラルが氷に与える影響
  • おいしい氷を作るための凍らせ方
  • 製氷皿の特徴で使い分ける

 

夏になると冷たい飲み物やかき氷などに欠かせないのが氷です。しかし、ご家庭で水道水を使って作った氷は、なぜか独特の臭いや味がすることがありませんか?

 

それは、水道水に含まれる不純物や周囲の環境が影響している可能性があります。この記事では、水道水で作る氷の弱点とその対策を詳しく解説します。

 

水道水で作る氷の弱点とは

水道水で作る氷は手軽にできるというメリットがありますが、実は味や見た目に問題があることをご存知でしょうか?水道水で作る氷には、次のような弱点があります。

 

不純物による影響

水道水に含まれる塩素やミネラルなどの不純物が、氷に雑味や白濁をもたらします。これは、水道水が殺菌や硬度調整のためにカルキやミネラルを添加しているためです。これらの成分は、水が凍るときに氷に残ってしまい、氷の透明度や味を損ないます。

 

周囲・環境の影響

氷が凍る過程で、水に溶け込んでいる空気や周囲の臭いを取り込んでしまいます。これは、水が凍るときに体積が増えるためです。水が体積が増えると、水に溶け込んでいる空気が押し出されて氷の中に入り込みます。

 

また、水が凍るときに水分子が整列するため、水に溶け込んでいない空気や不純物が氷の中央に集まります。これらの空気や不純物は、氷に白い模様や気泡を作ります。

 

さらに、水が凍るときに冷蔵庫の臭いや食品の臭いを吸収してしまうこともあります。これらの臭いは、氷に臭みを移してしまいます。

 

これらの弱点を解消するには、水道水の不純物を除去したり、冷蔵庫の清掃をしたりする必要があります。次の項では、それぞれの方法を具体的に紹介します。

 

カルキ臭の正体と除去方法

水道水の臭いの主な原因は、水の衛生性を保つために添加されるカルキです。カルキとは、次亜塩素酸カルシウムという殺菌剤のことで、水道水には0.1mg/L~0.4mg/L程度含まれています。

 

水道水は、衛生面から塩素による消毒を行い、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持することが法令で定められております。東京都水道局では「おいしさに関する水質目標」を独自に定め、残留塩素濃度を必要最低限の0.1mg/L以上0.4mg/L以下としています。

東京都水道局「よくある質問」より引用

 

カルキは水道水に含まれる微量のフェノールと反応してクロロフェノールという物質を生成します。このクロロフェノールがカルキ臭の正体です。

 

カルキ臭を除去するには、以下の方法があります。

 

カルキ臭の除去方法

 

水道水を沸騰させる

水道水を沸騰させることにより、カルキやフェノールなどの不純物が蒸発します。ただし沸騰させた水は冷めるまで放置せず、すぐに冷やすことがポイントです。放置すると空気中の不純物を吸収してしまうからです。

 

水道水にレモン果汁を加える

レモン果汁には、カルキを分解してくれる作用があります。1リットルの水に対して、レモン果汁を1~2滴加えるだけで効果があります。レモン果汁は、市販のボトル入りのものでも構いません。

 

水道水に活性炭を入れる

活性炭は、カルキやフェノールなどの不純物を吸着してくれます。水道水に活性炭を入れて、数時間から一晩置くと、臭いが軽減されます。活性炭は、市販の浄水用のものを使うと便利です。

 

これらの方法で、水道水のカルキ臭を除去することができます。ただし、カルキを除去すると、水の殺菌効果も低下します。そのため、カルキ抜きした水は早めに製氷皿に注いで冷凍庫で保存するようにしましょう。

 

ミネラルが氷に与える影響

水道水には、カルキ以外にもミネラルなどの不純物が含まれています。ミネラルは人体に必要なものですが、氷にするときには雑味や白濁の原因になります。

 

日本の水道水はミネラルの量を示す硬度が低い「軟水」ですが、地域によっては硬度が高い「硬水」の場合もあります。硬度が高いほどミネラルの量が多いということです。

 

ミネラルが多い水で氷を作ると以下のようなデメリットがあります。

 

ミネラルが多い氷のデメリット

①氷が白く濁ってしまう
これはミネラルが凍るときに結晶化してしまうためです。白く濁った氷は、見た目が悪いだけでなく、溶けるときにミネラルが飲み物に混ざってしまいます。

②氷が製氷機や製氷皿に付着する
これはミネラルが水分子と結合して、氷の表面に凸凹を作るためです。凸凹があると、氷が製氷機や製氷皿にくっつきやすくなります。また、ミネラルが製氷機や製氷皿に残ると、カビや汚れの原因になります。

 

ミネラルが少ない水で氷を作ると、以下のようなメリットがあります。

 

ミネラルが少ない氷のメリット

①氷が透明になる
ミネラルが少ないと水分子が均一に並んで凍るためです。透明な氷は、見た目が美しいだけでなく、溶けるときに飲み物に影響を与えません。

②氷が溶けにくくなる
ミネラルが少ないと水分子の結合が強くなるため溶けにくくなります。

③氷が製氷機や製氷皿に付着しない
ミネラルが少ないと氷の表面が滑らかになるためです。滑らかな氷は製氷機や製氷皿にくっつきにくくなります。

 

 

ミネラルが少ない水で氷を作るには、以下の方法があります。

 

軟水のミネラルウォーターを使う

ミネラルウォーターは、採水地によってミネラルの量が異なります。硬度が低い軟水のミネラルウォーターを選ぶと、透明で美味しい氷が作れます。ただし、ミネラルウォーターにも種類や質によって差がありますので、自分の好みに合ったものを探すことが大切です。

 

蒸留水を使う

蒸留水は水に含まれる不純物をすべて除去した水です。そのため、ミネラルがほとんど含まれていません。蒸留水で氷を作ると、最も透明で雑味のない氷が作れます。しかし、蒸留水は味がないので、飲み物の味を引き立てるという効果は期待できません。

 

これらの方法で、ミネラルが少ない水で氷を作ることができます。しかし、ミネラルが少ない水やカルキを除去した水で氷を作るときには、できるだけ早く冷凍庫に入れて氷にすることが大事です。

 

カルキを取り除いた水は傷みやすく臭いが移りやすいです。そのため、せっかく美味しい氷を作るために準備した水が台無しになってしまいます。

 

 

おいしい氷を作るための凍らせ方

水道水で氷を作るときには、水だけでなく以下の点にも注意しましょう。

 

冷蔵庫の温度を低く設定する

冷蔵庫の温度が高すぎると氷が急激に凍って水分子が均一にならず、溶けやすくなります。そのため、冷蔵庫の温度を低く設定することがおすすめです。一般的に、氷を作るのに適した温度は、-4℃~-10℃程度です。冷蔵庫の温度を低く設定することで、水分子がゆっくりと凍って均一な氷が作れます。

 

とはいえ、他の食品との兼ね合いもあり、氷のためだけに冷凍庫の温度を上げるのは難しいでしょう。その場合は、製氷皿をタオルで巻いたり発泡スチロールで覆うなどで対処するのがおすすめです。冷凍庫の温度を低くしなくても、じっくりと凍らせられます。

 

冷蔵庫の清掃を定期的に行う

冷蔵庫には保存している食品の臭いやカビの臭いなど、様々な臭いが付着しています。これらの臭いは氷が凍る過程で水に溶け込んでしまいます。そのため、冷蔵庫の清掃を定期的に行うことが大切です。

 

食品の包装に気を付ける

食品の包装をラップやパウチなどで、できるだけ気密性を高める。これにより食品の臭いが漏れるのを防ぎます。水に臭いが移らずにおいしい氷が作れます。

 

 

製氷皿の特徴で使い分ける

水道水で氷を作るときには、製氷皿の種類にも注意しましょう。製氷皿には、以下のような種類があります。

 

  • プラスチック製の製氷皿
  • ステンレス製の製氷皿

 

プラスチック製の製氷皿

 

これは、一般的によく使われる製氷皿です。プラスチック製の製氷皿は、安価で軽くて丈夫なので、扱いやすいです。しかし、プラスチック製の製氷皿には、以下のようなデメリットもあります。

 

プラスチック製氷皿のデメリット

①氷が製氷皿にくっつきやすい
プラスチックの表面に微小な凹凸があるためです。凹凸があると、氷が製氷皿にくっつきやすくなります。そのため、氷を取り出すときには、製氷皿を少し曲げたり、水に浸したりする必要があります。

②氷にプラスチックの臭いが移る
プラスチックが熱や光によって劣化すると、有機化合物が発生するためです。有機化合物は、氷に臭いを移してしまいます。そのため、プラスチック製の製氷皿を洗って乾かすときは直射日光を避けて保管することが大切です。

 

 

ステンレス製の製氷皿

 

ステンレス製の製氷皿はプラスチック製の製氷皿よりも高価で重いですが、以下のようなメリットがあります。

 

ステンレス製氷皿のメリット

①氷が製氷皿にくっつきにくい
ステンレスの表面が滑らかであるためです。滑らかな表面は、氷が製氷皿にくっつきにくくなります。そのため、氷を取り出すときには、製氷皿を少し叩くだけで簡単にできます。

②氷にプラスチックの臭いが移らない
ステンレスがプラスチックよりも化学的に安定しているためです。プラスチックは熱や光によって劣化すると、有機化合物が発生しますが、ステンレスはそういうことがありません。そのため、ステンレス製の製氷皿は、氷に臭いを移さないのです。

 

ステンレス製の製氷皿は、プラスチック製の製氷皿よりも高品質な氷が作れるというメリットがあります。しかし、ステンレス製の製氷皿にも以下のようなデメリットもあります。

 

ステンレス製氷皿のデメリット

①氷が製氷皿に凍りつきやすい
ステンレスの熱伝導率が高いため、温度の変化に敏感に反応するということです。そのためステンレス製の製氷皿は、冷蔵庫の温度によって氷が製氷皿に凍りついたりはがれたりしやすくなります。氷を取り出すときには、製氷皿を水に浸したり少し曲げたりする必要があります。

②氷が小さくなりやすい
ステンレスの熱伝導率が高いため、冷却効率が高いということです。ステンレス製の製氷皿は水を素早く凍らせることができます。しかし水が素早く凍るということは、水が膨張するときに十分な空間がないということです。そのため、ステンレス製の製氷皿は氷が製氷皿にぴったりと密着してしまい、氷が小さくなりやすくなります。

 

これらの方法で、水道水で氷を作るときにおすすめの製氷皿を選ぶことができます。しかし、製氷皿の種類に関わらず、以下の点にも注意しましょう。

 

製氷皿の注意点

①製氷皿を清潔に保つ
製氷皿は水や中性洗剤で洗って、乾燥させてから使うことが大切です。製氷皿にカルキやミネラルなどの不純物が残っていると、氷に雑味や白濁をもたらします。また製氷皿にカビや汚れが付着していると、氷に臭いや色が移ってしまいます。

②製氷皿を適切に保管する
製氷皿は直射日光を避けて、冷暗所に保管することがおすすめです。直射日光に当たると製氷皿が劣化したり、色が変わったりする可能性があります。また、製氷皿を冷蔵庫に入れっぱなしにすると、冷蔵庫の臭いが移ってしまうことがあります。そのため、製氷皿は使わないときは密閉容器に入れて、冷蔵庫から出しておくことが大切です。

 

 

水道水で作った氷がまずい時の根本的な解決策

 

  • ウォーターサーバーの水の特徴とメリット
  • ウォーターサーバーの水で氷を作るときのコツ
  • 氷を作るときのおすすめウォーターサーバー

 

水道水で氷を作るときにはカルキ臭やミネラルなどの不純物を除去したり、冷蔵庫の清掃や温度調節をしたりする必要があります。しかし、ウォーターサーバーの水で氷を作るときには、そういった手間が省けます。

 

ウォーターサーバーの水は水道水よりも純度が高く、味やにおいに優れています。ウォーターサーバーの水の特徴とメリット、そしてウォーターサーバーの水で氷を作るときのコツや保存方法などを詳しく解説します。

 

ウォーターサーバーの水の特徴とメリット

ウォーターサーバーの水は、以下のようなメリットがあります。

 

高品質な水

天然水やRO水(逆浸透膜でろ過した水)などの高品質な水が使われている。これらの水は、水道水よりも不純物が少なく、味や臭いがクリアです。

 

ミネラルのバランスが良い

天然水は、自然のミネラルが豊富に含まれています。RO水は、不純物を除去した後に、人工的にミネラルを添加しています。これらの水は、人体に必要なミネラルを適度に摂取できます。

 

カルキが含まれていない

ウォーターサーバーの水は、カルキを添加しないで殺菌されています。そのため、カルキ臭がありません。

 

水の品質が安定している

ウォーターサーバーの水は、厳しい品質管理のもとで製造されています。そのため、水の品質が安定しており、季節や地域によって変化しません。

 

水の供給が便利で安心できる

ウォーターサーバーの水は、定期的に宅配されるので、水を買いに行く手間が省けます。また、ウォーターサーバーは、水を常に冷やしたり温めたりできるので、好きな温度の水がすぐに飲めます。さらに、ウォーターサーバーは、水の残量や交換時期などを表示する機能があるので、水の管理が簡単です。

 

ウォーターサーバーの水で氷を作るときのコツ

ウォーターサーバーの水で氷を作るときには、以下のコツを覚えておきましょう。

 

水を抽出後すぐに冷凍庫に入れる

ウォーターサーバーの水はカルキが含まれていません。そのため、製氷皿に水をそそいだ後はすぐに冷凍庫に入れないと空気中の雑菌やにおいを取り込んでしまう可能性があります。

ウォーターサーバーから水を注いだらすぐに冷凍庫に入れて氷を作り始めましょう。

 

氷を作るときに空気を抜く

以下の方法で空気を抜きましょう。

 

①水を沸騰させる

ただし、沸騰させた水は冷めるまで放置せず、粗熱を取ったら冷やすことがポイントです。長く放置すると、空気中の不純物を吸収してしまうからです。

②水を振る

製氷皿に水を入れて軽く振ると水に溶け込んでいる空気が泡となって浮かび上がります。

③水を凍らせる

水を製氷皿に入れて、冷蔵庫の冷凍庫に入れます。水が凍るときに、水に溶け込んでいる空気が中央に集まります。そのため、氷が半分くらい凍ったときに製氷皿を取り出して、中央の空気を捨てて再び冷凍庫に入れます。

 

 

氷を作るときのおすすめウォーターサーバー

 

氷を作るためにウォーターサーバーを使うなら、宅配の天然水ウォーターサーバーはおすすめしません。その理由は、天然水はミネラルウォーターのため、硬度の低い軟水を選んで注文する必要があるからです。

 

最近では、水道水を注いで使うタイプのウォーターサーバーが主流になってきています。専用のフィルターを通して浄水するため、水道水に含まれるカルキや不純物をしっかり除去します。

 

中でもおすすめのウォーターサーバーは以下の通りです。

 

エブリィフレシャス

 

エブリィフレシャスはデザイン性と機能性にこだわった3種類のサーバーがあります。貯水タンクを外して蛇口から入れる、または直接継ぎ足しもできるおしゃれなウォーターサーバーです。

 

サーバー内部に殺菌効果のある光で照射する「UV-LED」を搭載していて、いつも水を新鮮な状態に保ちます。また、タンク内は空気に触れにくい構造になっているので、いつも清潔です。

 

お手入れも簡単なため、利用者が増えているウォーターサーバーです。

 



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最後に:水道水で作った氷がまずいときの対策まとめ

 

この記事のポイントは以下のとおりです。

 

  • 水道水で作る氷の弱点は不純物が混入する影響
  • 氷を作る前に周囲のにおいや環境には配慮が必要
  • 水道水に含まれるカルキを除去するとおいしい氷ができる
  • 急速に温度を下げるより、じっくりと凍らす方がおいしい氷ができる
  • 冷凍庫や製氷皿は定期的に清掃することがおいしさの秘訣
  • 製氷皿の特徴を理解して使い分ける
  • ウォーターサーバーの水の特徴とメリットを紹介
  • ウォーターサーバーの水で氷を作るときのコツ
  • 浄水タイプのウォーターサーバーなら水道水を使える

 

水道水は各家庭に届けるため、あえてカルキ臭がするように基準を定められています。安心して利用できる一方で、氷を作ったときに味や見た目に影響があります。

 

この記事では、おいしい氷を味わうための注意点やポイントをまとめました。少しの意識で自宅で作る氷の味がグンッとよくなるので、どうぞお役立てください。

 

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