浄水器がつけられない蛇口にはどうすればいい?設置のコツや工事について

 

キッチンの蛇口に浄水器を取り付けたいと思っても、なかなかできないことがあります。

 

例えば、賃貸物件に住んでいる場合は大家や管理会社の許可が必要になるかもしれません。

 

また、ハンドシャワー蛇口や泡沫蛇口など、浄水器に適さない形状の蛇口の場合もそのままでは取り付けられません

 

そんなときは、どうすればいいのでしょうか?

 

浄水器がつけられない蛇口に対処するにはいくつかの方法があるものの、それぞれメリットとデメリットがあります。

 

また費用がかかるケースもあるので、浄水器がつけられない原因と対処法、見積もり費用の目安、賃貸物件やキッチンでの代替案などを詳しく解説します。

 

この記事のポイント
  • 浄水器がつけられない蛇口の原因は形状やネジ径、下がりの長さなど
  • 浄水器の種類によって取り付けできる蛇口の範囲が異なる
  • 工事が必要な場合は分岐水栓やアンダーシンク型などの方法がある
  • 工事が不要な場合はウォーターサーバーやポット型などの方法がある

 

浄水器がつけられない蛇口の原因と対処法

浄水器取り付けできない蛇口

  • 蛇口の形状によって取り付けができないケース
  • シャワーやセンサー付き蛇口は取り付けが難しい
  • 蛇口のネジ径や下がりの長さが影響する
  • 浄水器の種類によって蛇口の範囲が異なる
  • 蛇口の形状を確認して取り付け可否を判断する

 

浄水器は、水道水に含まれる塩素やサビなどの不純物を除去して、美味しく安全な水を提供してくれる便利なアイテムです。

 

しかし浄水器を購入しても、自分のキッチンの蛇口に取り付けられないというトラブルに遭うことがあります。

 

なぜ浄水器が蛇口に取り付けられないのでしょうか?その原因と対処法を詳しく解説します。

 

蛇口の形状によって取り付けができないケース

 

浄水器の取り付けができない最も一般的な原因は、蛇口の形状によるものです。

 

浄水器は蛇口に直接接続するタイプのものが多いですが、蛇口の先端にネジがある必要があります。

 

しかし最近の蛇口はデザインや機能性を重視して、ネジがないタイプや泡沫(ほうまつ)タイプ、シャワー付きタイプやセンサー付きタイプなど、さまざまな形状のものがあります。

 

これらの蛇口には、浄水器の取り付けができない場合が多いです。

 

シャワーやセンサー付き蛇口は取り付けが難しい

 

シャワー付き蛇口やセンサー付き蛇口は水の出方を調節できたり、手をかざすだけで水が出たりと便利な機能があります。しかし浄水器の取り付けには不向きです。

 

シャワー付き蛇口は先端にシャワーノズルがついているため、浄水器の接続部分が上手くはまらない場合がほとんどです。

 

センサー付き蛇口は先端にセンサー機能が付いていて、浄水器がセンサーに反応してしまう場合があります。

 

センサーをオフにすれば設置できますが、せっかくのセンサー機能を無駄にすることになります。

 

そのため浄水器の取り付けは難しいといえるでしょう。

 

蛇口のネジ径や下がりの長さが影響する

 

蛇口の形状だけでなく、ネジ径や下がりの長さも浄水器の取り付けに影響します。

 

ネジ径とは蛇口の先端にあるネジの太さのことで、一般的にはM22やM24などの規格があります。

 

下がりとは蛇口の先端から水が出るまでの距離のことで、長すぎると浄水器が下に垂れ下がってしまいます。

 

浄水器の取り付けには、蛇口のネジ径と下がりの長さに合ったアダプターが必要です。

 

しかし浄水器に付属しているアダプターは一般的なネジ径や下がりの長さに対応しているものが多く、特殊な蛇口には適合しない場合があります。

 

浄水器の種類によって蛇口の範囲が異なる

 

浄水器の種類によっても、取り付けできる蛇口の範囲が異なります。

 

浄水器には蛇口に直接接続するタイプのほかに、シンク下に設置するタイプや水栓と一体化したタイプなどがあります。

 

蛇口に直接接続するタイプは蛇口の形状やネジ径によって取り付けできない場合が多いですが、シンク下に設置するタイプや水栓と一体化したタイプは蛇口の形状に関係なく取り付けできる場合が多いです。

 

ただし、シンク下に設置するタイプや水栓と一体化したタイプは工事が必要になる場合があります。

 

費用も蛇口接続タイプより高額になり、工事費のコストもかかります。

 

蛇口の形状を確認して取り付け可否を判断する

 

浄水器の取り付けができない場合は、まずは自分のキッチンの蛇口の形状を確認しましょう。

 

蛇口の形状によっては、浄水器の取り付けができるタイプとできないタイプがあります。

 

蛇口の形状を確認したら、浄水器の取り付けができるかどうかを判断しましょう。

 

浄水器の取り付けができる場合は、浄水器に付属しているアダプターを使って蛇口に接続します。

 

取り付けができない場合は、次の章で紹介する対処法を参考にしてください。

 

浄水器がつけられない蛇口に対応する方法と費用

浄水器がつけられない蛇口に対応する方法と費用

  • 分岐水栓を使って専用の吐水口を作る方法
  • アンダーシンク型や水栓一体型に切り替える
  • シャワー水栓を通常水栓に交換する
  • ウォーターサーバーやポット型の浄水器を使う
  • 賃貸で浄水器がつけられない場合の注意点
  • キッチンに浄水器がつけられない場合の代替案

 

浄水器の取り付けができない蛇口に対応する方法と費用を紹介します。

 

浄水器の取り付けができないときの対処法は大きく分けて以下の4つです。

 

  1. 分岐水栓を使って浄水器専用の吐水口を作る方法
  2. アンダーシンク型や水栓一体型の浄水器に切り替える方法
  3. シャワー水栓を通常水栓に交換する方法
  4. ウォーターサーバーやポット型の浄水器を使う方法

 

それぞれの方法のメリットとデメリット、費用の目安を解説します。

 

分岐水栓を使って専用の吐水口を作る方法

 

分岐水栓を使って浄水器専用の吐水口を作る方法は、蛇口に直接接続するタイプの浄水器を使いたい場合におすすめです。

 

分岐水栓とは、水道管に取り付けて水の流れを分岐させることができる部品です。

 

分岐水栓を使えば、蛇口に直接接続するタイプの浄水器を分岐した水の流れに接続することができます。

 

この方法のメリットは蛇口の形状に関係なく浄水器を取り付けられることです。

 

逆にデメリットは、分岐水栓の取り付けに工事が必要になること。

 

分岐水栓の取り付けには水道管を切断したりネジを締めたりする作業が必要です。

 

そのため自分でやるのは難しいので、業者に依頼する必要があります。

 

分岐水栓の取り付け工事費用の目安は、1万円~3万円程度でしょう。

 

ただし、水道管の形状や材質、分岐水栓の種類やサイズなどによって費用は変わります。

 

分岐水栓の取り付け工事の見積もりを取るときは、以下のポイントに注意しましょう。

 

  • 分岐水栓の種類やサイズ、メーカーを明確にする
  • 水道管の形状や材質、ネジ径を確認する
  • 工事にかかる時間や人件費を聞く
  • 工事後の保証やアフターサービスを確認する
  • 複数の業者から見積もりを取って比較する

 

アンダーシンク型や水栓一体型に切り替える

 

アンダーシンク型や水栓一体型の浄水器に切り替える方法は、蛇口に直接接続するタイプの浄水器を使えない場合におすすめです。

 

アンダーシンク型の浄水器はシンク下に浄水器本体を設置し専用の吐水口から浄水を出すタイプです。

 

水栓一体型の浄水器は水栓と浄水器が一体になったタイプで、水栓のレバーで原水と浄水を切り替えることができます。

 

この方法のメリットは蛇口の形状に関係なく浄水器を取り付けられることです。

 

また、浄水器の性能やデザインも高いものが多いです。

 

この方法のデメリットは、アンダーシンク型や水栓一体型の浄水器は蛇口に直接接続するタイプよりも高価であることです。

 

また、浄水器の取り付けに工事が必要になることです。

 

浄水器の取り付け工事費用の目安は、3万円~10万円程度でしょう。

 

ただし、浄水器の種類やメーカー、工事の内容や難易度などによって費用は変わります。

 

浄水器の取り付け工事の見積もりを取るときは、以下のポイントに注意しましょう。

 

  • 浄水器の種類やメーカー、モデルを明確にする
  • シンク下のスペースや配管の状況を確認する
  • 見積もりを複数取って比較する

 

 

シャワー水栓を通常水栓に交換する

 

シャワー水栓を通常水栓に交換する方法は、蛇口に直接接続するタイプの浄水器を使いたい場合におすすめです。

 

シャワー水栓は水の出方をシャワーにしたりストレートにしたりできる便利な機能があります。

 

しかし浄水器の取り付けには不向き。

 

シャワー水栓には先端にシャワーノズルがついているため、浄水器の接続部分が上手くはまらない場合がほとんどです。

 

この方法のメリットはシャワー水栓を通常水栓に交換することで、蛇口に直接接続するタイプの浄水器を取り付けられるようになることです。

 

また、シャワー水栓よりも通常水栓の方が安価であることです。

 

この方法のデメリットは、シャワー水栓を通常水栓に交換するには工事が必要になることです。

 

シャワー水栓を通常水栓に交換するには、水道管を切断したりネジを締めたりする作業が必要です。

 

そのため、自分でやるのは難しいので業者に依頼しなければなりません。

 

シャワー水栓を通常水栓に交換する工事費用の目安は2万円~5万円程度です。

 

ただし、水道管の形状や材質、水栓の種類やサイズなどによって費用は変わります。

 

ウォーターサーバーやポット型の浄水器を使う

 

ウォーターサーバーやポット型の浄水器を使う方法は、蛇口に直接接続するタイプの浄水器を使えない場合や工事をしたくない場合におすすめです。

 

ウォーターサーバーは浄水した水をボトルに入れて専用の機器から出すタイプ。

 

ポット型の浄水器は浄水した水をポットに入れて電気ポットや水筒などに移します。

 

この方法のメリットは、蛇口の形状や水道管の状況に関係なく浄水器を使えることです。

 

また、工事や設置が不要で手軽に始められます。

 

デメリットはウォーターサーバーやポット型の浄水器は、蛇口に直接接続するタイプの浄水器よりも浄水量が少ないことです。

 

また、ウォーターサーバーはボトルの交換や配送の手間や費用がかかり、ポット型の浄水器はポットの掃除やフィルターの交換が必要になります。

 

ウォーターサーバーやポット型の浄水器の費用の目安は以下の通りです。

 

ウォーターサーバー

機器のレンタル料は月額1,000円~3,000円

ボトルの料金は1本1,000円~2,000円

水の種類や味、ボトルのサイズ、配送のスケジュールやエリアなどを比較

 

ポット型の浄水器

本体の購入価格は5,000円~20,000円

フィルターの交換費用は1本1,000円~2,000円

浄水の仕組みや性能、ポットの容量や形状、フィルターの寿命や交換方法などを比較

 

 

賃貸で浄水器がつけられない場合の注意点

 

賃貸物件に住んでいる場合は、浄水器の取り付けには注意が必要です。

 

賃貸物件に住んでいる場合は、浄水器の取り付けには大家や管理会社の許可が必要になる場合があります。

 

特に、水道管や蛇口に手を加えるような工事をする場合は必ず事前に相談してください。

 

もし、許可なく工事をしてしまうと退去時に原状回復費用を請求されたり、契約違反になったりする恐れがあります。

 

賃貸物件に住んでいる場合は、以下のポイントに注意しましょう。

 

  • 浄水器の取り付けに工事が必要かどうか確認する
  • 工事が必要な場合は、大家や管理会社に許可を得る
  • 工事の内容や費用、工事後の状態を書面で確認する
  • 工事をする業者を信頼できるものにする
  • 工事の前後に写真を撮っておく
  • 工事の後に水漏れや不具合がないか確認する
  • 退去時に原状回復が必要かどうか確認する

 

キッチンに浄水器がつけられない場合の代替案

 

キッチンの蛇口に浄水器を取り付けられない場合は、代替案として以下の方法があります。

 

  • ミネラルウォーターを買って飲む
  • 水道水を沸騰させて飲む
  • 水道水に活性炭やレモンなどを入れて飲む

 

これらの方法は、浄水器を使うよりも手軽にできる方法ですがデメリットもあります。

 

ミネラルウォーターを買って飲む場合は、費用がかかったりペットボトルのゴミが増えたりすること。

 

水道水を沸騰させて飲む場合は、時間がかかったり塩素やカルキの臭いが残ったりする可能性があります。

 

水道水に活性炭やレモンなどを入れて飲む場合は、効果が低かったり味が好みでなかったりすることも。

 

キッチンの蛇口に浄水器を取り付けられない場合は代替案を試してみるのもいいですが、やはり浄水器を使うのが一番おすすめです。

 

浄水器を使えば水道水に含まれる不純物を除去して、美味しく安全な水を飲むことができます。

 

キッチンの蛇口に浄水器を取り付けられない場合は、工事や設置が不要なウォーターサーバーやポット型の浄水器を使うのも一つの方法です。

 

もしくは、工事や設置が必要な分岐水栓やアンダーシンク型、水栓一体型の浄水器に切り替えるのもおすすめです。

 

いずれにしても、浄水器を使って美味しく安全な水を飲みましょう。

 

 

 

まとめ:浄水器がつけられない蛇口の対処法

 

浄水器がつけられない蛇口について、原因と対処法、費用の目安と見積りのポイントなどを詳しく解説しました。

 

この記事のポイントは次の通りです。

 

  • 浄水器がつけられない蛇口の原因は、蛇口の形状やネジ径、下がりの長さなど
  • 浄水器の種類によって、取り付けできる蛇口の範囲が異なる
  • 工事が必要な場合は、分岐水栓やアンダーシンク型、水栓一体型などの方法がある
  • 工事以外ではウォーターサーバーやポット型などの方法がある
  • 浄水器の取り付け工事費用の目安は1万円~10万円程度
  • 賃貸物件に住んでいる場合は、大家や管理会社の許可が必要になる場合がある
  • 代替案としてミネラルウォーターや沸騰水などがある
  • 浄水器は水道水に含まれる不純物を除去して安全な水を飲むことができる
  • 浄水器の選び方のポイントは、浄水の仕組みやフィルターの寿命などによる

 

おいしい水を飲む方法はいくつかあるので、この記事を参考にしていただけると嬉しいです。

 

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